
3.4.4.6.6前のリンクの切断
新と旧の地上局が異なるシステムに関連している場合、3.4.4.6.4項の手順に従うものとする。そうではない場合、航空機LMEは、XID_RSP_H0を受信した時点でTG5タイマを設定するものとする。地上LMEは、XID_RSP_H0の伝送後にTG5タイマを設定するものとする。両局は、TG5タイマが超過するまで前のリンクの作動を継続するものとし、その後は、相互にDISCの送受信がなくてもリンクが切断状態であると考えるものとする。
3.4.4.6.7例外的事例
地上LMEが、XID_CMD_H0をかなえることができない場合、XID_RSP_H0の代わりにXID_RSP_LCRを伝送するものとし、現行リンクは、影響されないものとする。
XID_CMD_H0に対する応答待ちの間に、現行局以外の地上局からTESTまたはXID以外の自局宛フレームを受信した航空機LMEは、XID_CMD_H0を再送信するものとする。
XID_CMD_H0のN2カウンタが超過した場合、その航空機LMEは、別の地上局へのハンドオフを試みるものとし、現行リンクは、影響されないものとする。
航空機LMEが自動同調を実行できない場合には、XlD_CMD_LCR(P=0)を伝送するものとし、現行リンクは、影響されないものとする。
XID_RSP_H0内のパラメータが受け入れられない航空機LMEは、地上に対し新しいリンクによりDISCを送信するものとする。
注:XID_CMDの処理に翻しでは、3.3.7項を参照のこと。
3.4.4.7 航空機要請の地上起動ハンドオフ
航空機LMEは、同位のLMEがハンドオフ起動をサポートしない場合には、本項の内容を実施しないものとする。航空機LMEは、現行と中し入れる地上局の両方がその同位LMEによって管理されている場合にのみ本項の内容を実行するものとする。
3.4.4.7.1航空機の動作
航空機LMEが、地上LMEにハンドオフの起動を要請するためには、現行あるいは申し入れる地上局に対し、表3−46のパラメータをもったXID_CMD−H0(P=0)を送信するものとする。この手順の間は、航空機LMEがXID_CMD_H0(P=1)を受信するまで現行リンクは影響されないものとする。
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